リューチ日記

留置所生活経験日記

22日-2:留置所生活12日目

 昨日は地検でのことの何を書こうとしたんだっけ。

 一回目の検事調べは11:30~12:30くらいだった。返送の順番が3番目くらいで留置所に戻ったのが17:30くらい。あときは、調べ後戻されるまでそんなに長く感じられなかったけど、事件の事を考えていたからだろうか。でも、途中で弁護士さんと面会が入っていたので、それもあり長感じなかったのかも。

 昨日はとても長く感じた。調べは11:00~12:00、15分くらい飯(コッペパン2本とジャム2種、マーガリン1つ。棒状のチーズ直径は5mm、紙パックジュース、白湯)を食べて、返送が16:50だった。ご飯後の約5時間が辛かった。地検で待っている間は座って寝るか、起きているかしかない。どうしても体が凝るので少し立って体をひねる人はいたけど、ほんの少ししかできない。目をつけられる。

 8番部屋で最初に呼ばれたのは かつしか 6番。右隣の人。呼ばれても、手錠の文字がわからないらしく、「何て書いてあるのかわかりません」と言っていたが、警察が「かつしか6番」と言ったときに反応はしていた。頭が悪い振りか?と思ったが分からない。警察の人が6番の手元を確認し、本人であることを確め部屋から出すとき「神の裁きを受けるのです。」と6番。。。。すかさず連れ出した警察が「喋らなくて良いからね~。」となだめる。突然のショートコントだった。6番は宗教の人だったのだろうか、左前の男は笑っていた。自分も警察のツッコミの早さにマスクの下の口もとが少しゆるんだ。自分が調べが終わり昼食後に8番部屋に戻ると6番は戻っていた。裁きはまだのようで、いびきをかき、トイレ側にもたれていた。あの場で寝られるなんて少しうらやましい。