リューチ日記

留置所生活経験日記

24日-2:留置所生活14日目

 で、おっちゃんの異常さを感じたことなんだけど、昨日おっちゃんは弁護士との面会があって、そこで様々な不満があったらしいのだが、部屋に戻ってきたとたんに、その文句、愚痴を別室の11番さんとやらに話しはじめた。(基本、房どうし〔別部屋間〕での会議は禁止)それは、まだ良いのだが、今度は担当さん(警察の留置所内にいる留置係の人)を捕えて、更に詳しい部分まで愚痴をこぼしはじめ(担当さんもほぼ聞きなかしていたと思う。相槌はほぼなかった)最後は(具合が悪くて)横になっていた自分にまで、担当さんにした話を聞かせようとしてきた。普通二回も話してたら落ちつくだろ。二回目と三回目に関しては全く内容変わんなかった。超苦痛。俺が風邪ひいたのは、やっぱりおっちゃんのせいだと思う。ストレスや。

 という自分も、ここに落としているのは愚痴だからなぁ。否定ばかりもできないか。

 今日は、7番のおっちゃんについてになりそう、

おっちゃんは、

  • めっちゃ話したがる(俺が本を読んでても、手紙を書いてても、筋トレしていても。やめてほしい。)
  • 薬中(覚せい剤。最初は20代。今回は所持、使用で三回目らしい。)
  • めっちゃ自殺願望強い(保釈、家族、好きな食べ物etc...どんな話をしていてもだんだん自殺についての話に近づける達人。その割にこの世でしたいことだらけ、未練たらたら。何が死にたいじゃボケ。甘えんな。そんな奴が自死できると思うな。且つ、死後の世界に対する理想強め。先に死んだ人達が周りにはいて、温かく迎え入れてくれると思っているらしい。(笑))
  • 基本はやさしい人
  • 介護の仕事を最近はやっていた。(障害持ってる人や、お年寄りを助けてあげたくなるんだって。逆にその人たちをないがしろにする人は許せない気持ちになるそう。良い人ではあるんだろうな。)
  • 料理できる(介護施設で作るかららしい)
  • 姪っ子が元名の知れた子役でちょいちょい面会に来る。実家は少し名の知れていた、甘味屋だったらしい)

こんなもんか、2週間も同じ部屋にいて、めちゃくちゃ話しかけられると彼についても色んなことを知っていたらしい。まだ他にも色々あるし。なんかすごいな。

 ご飯の時間がきました。ペンをいったん返します。