リューチ日記

留置所生活経験日記

21日-1:留置所生活11日目

 めっちゃ疲れた。今日は地検(東京地方検事局?)で検事調べだった。留置所に入って初めてのときより10倍くらい疲れた気がする。あのときは未来のことが全然わからない不安の方が大きかったからだろうか。今日は待ち時間かとてつもなく長く感じた。細かい話をすると、調べが早い時間に行われたのと、全体が終わるのが遅かったために待き時間がほんとに長くなっていただと思う。地検に行く日は、毎朝のスケジュールの後、8:00~9:00頃に署にバスが来て、それに乗って行く。バスには、他の署で拾われた、地検や、裁判所に行く人も乗っていて、だいたい15人くらいが乗っている。バス内では手錠が付けられていて(留置所から出るときから)手錠がロープでつながれている。図21-①外を見てる人。寝てる人。様々だけど自分は主に下を向いてた。なんかそうしていないといけない気がした。

図21-①:手錠とロープ(「ご送」時)

 でも今日は外を眺めることが多かった。夏至だったから。今年の一番日が長い日。昨日の父さん、▲ちゃんとの面会の時には、「今年はなぜか夏至を楽しみにしていたけど、自分は留置所だし、太陽は見られないな」なんて話していたけど、そういう点ではラッキーだったのかも、外に出ることができた。空気を吸うことができたし。空も見上げられた。少し雲が多く見えたけど、良い青さだった。